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関節は語る

関節は語る

六大関節(肩、肘、手、股、膝、足)を治療していると、痛みや歪みの原因を関節が教えてくれる事があります。



 オステオパシーでは、全ての組織や臓器は一枚の風呂敷のような膜組織(筋膜、腹膜など)で包まれていると考えているようです。


 ある時、30代の患者さんの左手関節に歪みがあり施術している時に、それまで鈍痛のあった子宮付近の重みが一瞬で楽になった事がありました。その後、毎月辛かった生理痛が暫く楽だったそうです。


 この経験以来子宮や卵巣の症状を訴える患者さんには、左手関節に歪みがあるかを確認する様になりました。(診断は、基本的には仰臥位で行なっています)


実際は歪みがあっても子宮周辺に症状がないか、又は歪みがなくても子宮周辺の症状のある方がおられました。ただ、施術していて気付いた事があります。


 患者さんの左手根骨全体を術者の両手で包み込むよう把握し、5g~10gの軽い圧を加えて暫くそのままの状態を維持しますと、子宮に問題がある場合には、子宮と左手関節の間に糸電話で相手の声が伝わって来る時の微妙な振動と似た感覚が手に感じられ、手を添えた患者さんの左手と子宮とが風呂敷の様なもので繋がっていて、子宮の方に微妙に引かれる感じがします。膜組織の連絡なのでしょうか。


その振動があると術者の手の中で、まるで生き物が動くようにじわじわと関節が正常な位置に戻るのが感じ取れます。子宮の痛みや張りも解消します。


画像の説明


ポイント→包み込む両手は、気功の練習で良く行なわれる「気のボール」を作った状態の手で行なう事で、この現象が起こります。
これは他の関節でも何か関連性があるのではないかと思い、自分なりに調べました。


  今では自然に問題のある関節に手が行く様になって来ました。
〔手当療法の天才だった整体協会の野口晴哉(はるちか)先生はバスや電車に乗った時に、隣の人の悪い所に手が行ってしまうので苦労したそうですが、人間だけではなく、生き物には本来、他者と分かり合ったり、治療しあったりする能力があるのかも知れません〕

☆ 関節が自分に語りかけて来た事をまとめてみますと
左手関節→子宮。卵巣にも関係しています。
右手関節→粘膜の問題(アレルギーなど含む)にも関係しています。
左右肘関節→自律神経にも関係しています。
      身体に聞きたい事があれば、ここにアクセスして下さい。
(コールセンターみたいなところ)

左肩関節→心臓にも関係しています。      
     他人からのネガティブな想念を受けると左肩や上腕部に溜まってしまう。
右肩関節→肝臓にも関係します。物事に対する執着が強かったり、それを手放せなくなっている。

左股関節→顎関節にも関係しています。風邪が治りきっていない。
      (操体法の橋本敬三先生の本にも書いてありました)
 
右股関節→肺や大腸にも関係しています。精神的に焦ってしまい、自分のペースを乱してストレスになっている。

左膝関節→出生時のトラウマ、特に母親との関係がうまくいっているか内観して下さい。
      腎臓にも関係しています。
右膝関節→食生活を見直しましょう。食べ合わせに注意。偏った食事していませんか?
左足関節→婦人科全体と関係しています。男性の前立腺にも関係しています。
右足関節→胃腸系にも関係しています。足根骨のアライメント(配列)が崩れやすく歪んでいる方が多い関節です。
各指関節→経脈との関係が深い。(第2指→大腸)
〔関係した関節を痛め易いと言う事でもあり、これは冷えとりの進藤義晴先生が、内臓等に毒素が溜まると、そこを守るために関連のある末端の関節に毒素を送る事で捻挫や骨折等をし易くなり、内外の出血をする事で排毒すると言う説とも関係がありそうです〕


  指関節に関して興味深い体験をしました。40代女性で子宮筋腫(洋服の上からでもわかる程お腹が出ています)で、上に圧迫されて腸が張っていて、便が出にくいと言う事で来院されました。 

  
 指関節の屈曲、伸展の他、長軸方向や回旋などの関節包内運動を検査していると、右第2指のDIP関節に強い回旋制限と伸展障害を感じました。


そこで誇張法と言う手技を用いました。

方法→歪んでいる関節を術者がゆっくりと歪みを助長する様にします。
制限のある方向に、痛みを感じる手前まで動かし、1~2分留めておく。
余計に歪みを作る事により、脳や組織が歪みを再認識して、自分から正常位置に
戻っていくという方法です。


    それは開かなくなったネジをこじ開けようと無理に廻してもびくともしない時に、反対の締まる方に少し廻してから戻すと開けられるのと同じ考え方です。
 この女性の患者さんの右第2指のDIP関節を誇張法で緩めた瞬間に「あ、お腹がへこんで行くのがわかる」と言うのです。


 本当に服の上からでも張りがなくなっているのがわかりました。
改めて大腸経は第2指に関係する事を関節から教わりました。



試してみて下さい


FTで体全体の関節をチェックして、一番stな関節を選び、気のボールが出来た両手で包み込んで下さい。stではない関節で行なうと、何の感覚も起こりません。(30秒~1分位で分かります)手に拍動が感じて来て、感じられなくなるまで当てておきます。
(通常3分間位。長くても5~6分)
(野口晴哉先生は、背骨に手を当てて行って、掌にモゾモゾ感やビリビリ感、冷たい風が吹くような感じがしたら、そこが問題のある所なので、その感じが無くなるまで手を置いておく事で背骨を整復したそうですが、それの関節版かも知れません)
 
考察


最近ソマチッドと言う言葉を耳にします。自分の中に全てを知っている細胞があります。

 30代の女性の例にしても、40代の女性の例にしても、個は全体に繋がっているという概念がなかったら、こういった経験は出来なかったと思います。


 自分の中にいる名医に気づき、ヒントをもらい、アプローチを考え実践していく。
関節を通して細胞と会話する楽しさを少しだけ体験させて頂きました。


 経脈治療にしろ、オステオパシーの膜のつながりにしても、導入口は違いますが、最後は同じ道を歩みながら、身体に働きかけて行くのではないでしょうか。



 最近読んだ本の中に、修行者は修行の中で悟りを得て、その悟った事さえ忘れてしまう事が大切だと書かれていました。人生に共通する事なのかも知れません・・・。

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